今注目の若手女優・出口夏希（でぐち なつき）さん。
透明感あふれるビジュアルと確かな演技力で、モデル・女優として幅広く活躍しています。
そんな彼女が「ハーフなの？」と話題になっているのをご存じでしょうか。
今回は、出口夏希さんのルーツや語学力、そして女優としての魅力について詳しく紹介していきます。
東京育ちのハーフ女優
出口夏希さんは2001年10月4日生まれ。
日本人の父親と中国人の母親を持つハーフで、中国の福建省方面で生まれ、幼少期を過ごした後に東京へ移り住みました。
家庭では中国語で会話をしていたため、日本語と中国語を自在に操るバイリンガルとして知られています。
彼女が話す中国語は家族の母語である「福建方言」ですが、ドラマ出演時には標準中国語（北京語）を習得するため、発音やイントネーションの練習を何度も重ねたそうです。
このエピソードからも、彼女の真面目さと努力家な一面がうかがえます。
ドラマ『ブルーモーメント』で披露した本格中国語
2024年春に放送されたフジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』では、帰国子女で中国語が堪能な役を熱演し、劇中で披露した流暢な中国語が大きな話題を呼びました。
インタビューでは、
「中国語は家族の中でしか話してこなかったので、なまりが出ないように北京語をいっぱい聞いて。視聴者さんが違和感ないように聞いてくれたらと思って練習してます」
引用：日刊スポーツ
と語っており、自身のルーツを大切にしながらも、表現者として磨きをかける姿勢が印象的です。
彼女にとって中国語は単なる特技ではなく、自分自身の原点を象徴する言葉なのかもしれません。
モデルから女優へ―異文化を強みにしたキャリア
出口さんが芸能界に入ったきっかけは、2017年夏、渋谷・宮益坂でのスカウトだそうです。
所属事務所は、憧れの山本美月さんと同じ「インセント」です。
翌2018年には『Seventeen』専属モデルとしてデビューし、ミスセブンティーン2018にも選出。
2022年からは『non-no』モデルとして、ファッション界でも高い支持を得ています。
その後、女優としての才能も開花。
Netflixドラマ『舞妓さんちのまかないさん』（2023年）では森七菜さんとW主演を務め、是枝裕和監督からも高評価を受けました。
さらに『君が心をくれたから』（2024年）、『ブルーモーメント』（2024年）、『赤羽骨子のボディガード』（2024年）など、次々と話題作に出演。
多言語・多文化を理解する感性が、彼女の表現に深みを与えていると言えるでしょう。
国籍は？日本と中国の架け橋となる存在
出口夏希さんの国籍については公式な発表はありません。
ただし、日本語を母語として話し、日本の芸能事務所に所属していることから、日本国籍を持つ可能性が高いと見られています。
一方で、中国で生まれたことから、二重国籍の可能性についても一部で話題になることがあります。
とはいえ、彼女の魅力は国籍を超えた「多文化的な感性」にあります。
日本と中国、両方の文化に触れて育った彼女だからこそ表現できる深みが、今の演技にも生きているのです。
これからの活躍にも期待！
2026年1月公開予定の映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』では南沙良さんとW主演を務めるほか、2025年公開予定の『か「」く「」し「」ご「」と「」』にも出演が決定。
若手ながらも着実にキャリアを積み重ねており、これからの映画界を担う存在として期待が高まっています。
まとめ
出口夏希さんは、多様性を体現する新世代のスターと言えるでしょう。
日本と中国、2つの文化を自由に行き来するハーフ女優。
語学力だけでなく、モデルとして磨かれた感性、そして地道な努力による演技力が、多くのファンを惹きつけています。
グローバルな視点が求められる時代に、彼女のように「自分のルーツを誇りに思いながら前に進む姿」は、多くの人に勇気を与えてくれます。
これからの出口夏希さんが、どんな表現で世界を魅了していくのか？その一歩一歩に注目です。
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